稲刈り

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今年も稲刈りの季節がやってきました。
午前中は雨の予報でしたが、一日中、稲刈りにちょうど良い曇り空でした。
おやつの時間には少し晴れ間ものぞきました。

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今回の稲刈りにはたくさんの人にお越しいただきました。
スタッフ合わせて25人、こどもは一歳から五歳までの8人。
初めて会った子もすぐに仲良くなりました。

Jizaiの小屋から坂道を下って田んぼに到着しました。
手植えした苗は青々と伸びて太く、穂は頭を同じ向きに垂れて風に揺れていました。

いさお先生の説明を聞いて、いざ稲刈りのスタートです。

1.稲の根元を鎌でザクリと刈る
2.四束程をまとめて揃えて置く
3.もうひとつ四束を作る
4.ふたつの四束を根元で直行させて麻ひもで縛る

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稲刈りが始まると、みな真剣。稲を刈る心地よい音と鳥の声だけが空に響きます。

やがて、稲刈りの大人が同じタイミングで連呼し始めた掛け声は「ひも屋さーん」
麻ひもが手もとになくなると、子どもたちが駆けつけるという仕組みです。

子どもたちは首に紐をかけて動きやすくしたり、一度に多めに渡したり、あらかじめ束の近くに落としておいたりと、自分たちで考え、工夫して仕事をしていました。

こうして整えられた稲は「はざ掛け」をして自然乾燥させます。
麻ひもで縛る時に二つの四束を直行させていたのは、はざ掛けしやすくするためなのでした。

作業は、午後の分を残して、一休み。お楽しみの昼ご飯です。

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Jizaiに何度も足を運びたくなるのは、このおいしいごはんとおやつが目当ての参加者が多いはず。
大人の笑顔と子どもたちの食べっぷりを見れば一目瞭然です。
ひと仕事した後のごはんの、なんとおいしいことでしょう。

さて、午後の稲刈りは残りの二割。作業にも慣れてあっという間に刈り終えました。

子どもたちは、麻ひも仕事から解放されて、置いてあったパイプで砂遊びをしたり、虫を捕まえたりと、いつもの都会の公園とは違うメンバー、違う遊びをしていました。

少し時間があったので、いさお先生が畑を見せてくれました。これはなんでしょうクイズに子どもたちが元気に答えていきます。枝豆、小豆、オクラなど、収穫前の状態を見るのが初めての野菜も多くありました。

大人も子どももみんなが驚いた野菜があります。茂みの中を、かき分けて出てきたのが…スイカ! 野性味あふれるその登場に「美味しいのか?」と半信半疑でしたが、そのお味は、おやつタイムで確認することになりました。

田んぼから戻ったら、Jizai周辺を各自自由に散策しました。庭で見つけたリンゴを自由にもいで食べてもいいよとのことで、子どもたちが群がってきます。小ぶりで色も地味ですが、食べてみると、シャキッとした食感でみずみずしく…甘い!

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田植え前にひと降りした雨が、草木のは色やにおいを色濃く引き出していました。

散策をしている間、厨房は大忙し。「子どもたちに先におやつを出してあげて」「渋皮煮は大人だけね」「あらやだコーヒーが足りない」などと指示が飛びます。

みんなを笑顔にさせる、とびきりおいしいおやつでした。

雨も降らず、暑くもなく、稲刈りにちょうど良い一日でした。

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収穫したお米は、お餅にして、参加者に年末にお届けします。
こうして田植えから稲刈り、お餅つきと、お米を中心にして季節が巡っていきます。
正月には「これぼくが作ったお米だよ」と誇らしげにお餅をほおばる子どもの顔が目に浮かびます。

今年の稲刈りも実り豊かな一日となりました。

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